青少年支援活動

海外活動

​青少年の健全育成支援活動、難病患者の支援活動

世界の貧困化の激しい地域で、多くの青少年の未来が閉ざされようとしています。
国際労働機関(ILO)の統計によると、児童労働を強いられている子供の人数(2012年度)は推計で子供人口(5~17歳)全体の11%にあたるそうです。貧困化の激しいフィリピンでは子供の5人に1人が児童労働に携わっていると言われています。ゴミ山で働く子供達の収入は1日数百円ですが、家計を支えるために懸命に働いています。
​路上で車を止め、掃除をして家計を助けている子供達も多く見かけました。






フィリピン ミンダナオ島 ブトゥアン市の青少年育成を支援しています。

下の写真はミンダナオ島、ブトゥアン市の11~12歳のハイスクールの子供達です。2018年5月、NPO法人エンチャイルドのサポートのもと、GREEN WINDは10名の子供達と姉妹結縁式を行い、奨学生として大学まで学べるように経済的な支援活動を開始しました。
その下の写真は、ミンダナオ島の小学校の校長先生です。日本から持参したボールペンを寄贈いたしました。
​奨学生への支援の他に、教材、パソコン、テレビなどの教育教材の支援も行っています。



国内活動

グリーンウインドではNPO法人 ポジティブ・フロム・ジャパンを通じ、
「命の授業」活動を行っています。​

2018年6月19日、埼玉県児玉郡神川町青柳小学校において、全校生徒210名と保護者の方々が集い中、難病ALS患者のマカさん(愛称)をお招きし“命の授業”を開催いたしました。
この企画は※NPO法人ポジティブ・フロム・ジャパンのサポートを受けて実現致しました。
ALSは筋萎縮性側索硬化症と呼ばれ、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動神経細胞が侵される病気で難病の一つに指定されています。現在、治療法が見つかっておらず、発病から数年で命をなくされる方もいます。
そんな中、マカさんは苦しい時には人工呼吸器をつけて日常生活を続けながら、書籍の出版、講演活動などを通してポジティブなメッセージを発信されています。
生徒達の前に電動車いすで登壇したマカさんは、体力を考慮し僅か15分間の講演です。日々命と向き合っているマカさんの言葉に、子供たちは真剣な表情で聞き入っていました。後日、3年生以上の生徒達から届けられたマカさんへのメッセージには、命の大切さ、親や友人の大切さ、これからの生き方等が綴られており、生徒それぞれが講演の内容をしっかりと受け止めていました。
GREEN WINDは地域の子供たちに、様々な視点からの学びの機会を提供したいと考えています。
NPO法人ポジティブ・フロム・ジャパン http://npo-pfj.jp/

マカ(通称)氏プロフィール

埼玉県出身。柔道整復師として数多くの施術やリハビリを手掛ける。2001年突然ALS(進行性筋萎縮側索硬化症)を発症。幼少期からスポーツが大好きであったが、ALSにより運動神経が侵され、スポーツをすることが出来なくなる。生涯現役を目指し今なお医療現場で指導に当たる。NPO法人ポジティブフロムジャパンが行う書籍寄贈活動に本書籍を提供。全国の教育期間、行政機関、福祉施設、病院、被災地などへ寄贈を行う。また「命の授業」と題する講演会活動を行う

寄贈目的
ALS患者として、日々命と向き合う中で、それでも前を向き、日々を大切に生きて行こうとする著者の言葉を通して、子供たちの心にポジティブの花を咲かせたい。

段ボールベッドをつくる体験授業​

授業目的
温暖化により頻発する災害。それによって体育館などに避難する可能性も高まってきました。その避難生活を少しでも楽にすることが出来る段ボールを作ることを通して、災害と避難生活を体感的に、より身近に感じることが出来ます。

段ボールをただ組み立てるだけでは、頑丈なものはできません。
箱の中にちょっとした工夫が必要です。
それを頭と手とチームワークで行うことで、様々な気づきが得られます。